こんにちは、すーやおです。
中国政府奨学金に応募したいけど、学習計画書の書き方がわからないって思っていませんか?
あるいは中国人学生と一緒に授業を受けたいけど何を学びたいかわからない方はいませんか?
私も以前そう思っていたのでその気持ちわかります。
そこで中国政府奨学金を頂き、中国の名門大学・復旦大学歴史学部に1年留学した私が書類の書き方のコツを公開します!
目次
学習計画書ってどうやって書くの?
中国で専門知識を学びたい人向けに学習計画書の書き方を紹介します。
まずは自分がどの学問に興味・関心があるのか確認し、学びたい分野を決め、目標を定めましょう。
中国の何に興味がありますか?米中貿易摩擦などの政治や経済、あるいは三国志・戦争などの歴史や文化ですか?それ以外ですか?
小さい頃から好きなこと、忘れられないことはありませんか?
自分の体験を基に経済・文学・歴史・文化など様々な視点から掘り下げると、自分の興味関心が見えてきます。
その後に留学を通して興味・関心のある分野を学ぶためには何が必要か考えましょう。
次に学習計画書の書き方を詳しく説明します。
STEP1 自分の関心を知り目標を定める!
①身近な人で自分の関心をよく知ってる方に相談
②本を読み、知識を学び、興味のある専攻を理解
STEP2 目標達成に向けて留学で何をするか考える!
①目標を達成するためには何が必要か書く
②留学中にどうすれば達成できるかを書く
③先生や過去に奨学金を頂いた方に添削して頂く
私の学習計画書ってどんな感じ?
目標;①中国人学生と一緒に学問を学びたい
②卒業研究を進めたい
目標がかなりざっくりしていますよね?どうすればいいのでしょうか?
学習計画書を書くまでの経緯を紹介!
まずは自分の学びたい学問を決める!
①現時点での自分の関心を話してゼミの教授に相談
②先生におすすめされた本を読む
③目標が詳しく定まる
目標)中国の大学で近現代史を学びたい
⇒本を読み、最初は国際政治専攻を考えていましたが自分の興味のある方向は中国近現代史ではないかと考え直し、歴史専攻にしました。
④目的を達成するためには何が必要か書く
⑤留学中にどうすれば達成できるかを書く 私が学習計画書を書く際は、以下の3点を意識して書くようにしました。
・なぜそう思ったの?
・なぜその大学を選んだの?
・近現代史を学んで何がしたいの?
私の学習計画書の内容
・なぜ留学したい?
①語学力の向上
②卒論の現地調査
③現地の人々との交流
・なぜ中国近現代史を学びたい?
→私の卒業論文のテーマと関連している
・なぜその大学を選んだの?
→自分の興味のある分野が学べるから
教授の専門に興味があるから
大学のHPで教授の専門を確認し、自分の興味ある分野があるか確かめるようにしました。
学習計画書を書く時の深堀りポイントって?
学習計画書に何を書けばいいかわからず、どうしようと思っている方はいませんか。
そういう時は以下の留学深堀りポイントを参考にして留学先でやりたいことや目的を考えてみて下さい。
「なぜ?」を深掘りしていくと自分なりの留学の目的や挑戦したいことが見えてきます。
・なぜその専攻を選びましたか?
・なぜその大学を選びましたか?
・なぜ中国の大学に留学したいのですか?
・それは本当に中国に留学しないとできないことですか?
・中国留学しないとできないことは何ですか?
・中国視点の学問を学んで得られることは何ですか?
・中国の学生や現地の方々との交流から学べることは何ですか?
学習計画書ってなぜ大事なの?
中国政府奨学金を頂き留学するためには学習計画書が大事です。しかしそれだけではありません。
学習計画書は自身の留学の指針です。学習計画書には留学の目標が書いてあります。
ということは、留学中になにか辛いことがあったときなどに学習計画書を見返すと自身の留学の目標を再確認できるのです。
自分が本当に興味関心のあることを理解するためにも必要なんです!
留学中に自分の興味と違う専攻を選んで変更したいと思っても、厳しいので気をつけましょう。(各大学によって異なります)
要項には学校との相談次第で可能と書いてありますが、私の友人は変更できませんでした。本当に気をつけて下さい。
(友人は復旦大学の語学コースから経済班コースか経営学部に行きたかったのですが、だめでした。)
提出書類で注意しないといけないことって何?
志望大学を書くポイントって?
奨学金のサイトにも書いてありますが、北京・上海など人気都市だけを書くのはやめましょう。志望外の大学に派遣される可能性があります。
各大学によって派遣される人数が決まっているため、全員が希望している大学に派遣されるとは限らないのです!
私は第1志望の復旦大学に行けましたが、第2、第3志望の大学に行った子や第1~第3志望以外の学校に行った子もいます。
ちなみにおすすめの穴場大学は、広州の中山大学です。中山大学はリベラルな教育でいい大学ですが、日本人にはあまり知られていません。
以下のサイトから受け入れ可能な大学や専攻分野を調べてみましょう。
「Study in China / 留学中国」ウェブサイト(http://www.csc.edu.cn/laihua/)
「Study in China / 留学中国」ウェブサイト(http://www.campuschina.org/)
提出書類で忘れているのはない?
中国政府奨学金の申請するときは、提出書類やコピー数が多いので大変ですよね。申請に必要な書類は以下の通りです。
・和文出願書 原本1 コピー5
・学習計画書 原本1 コピー5
・語学検定の合格証明書(ある人のみ)コピー4
・日本の大学の在学証明書(日・英/中)原本1 コピー3
・日本の大学の前年度までの成績証明書(日・英/中)原本1 コピー3
・高校の卒業証明書(日・英/中)原本1 コピー3
・高校の成績証明書(日・英/中)原本1 コピー3
・パスポートのコピー
・推薦状(大学院生のみ)
忘れがちな提出書類は、高校の卒業証明書と成績証明書です!!
気を付けましょう!!
総括;学習計画書は自分の興味関心を知ってから目標達成に必要なことを書こう!
まず自身の体験や学びから中国の何に興味があるのか考えることが大事です。
次に興味のある分野について先生など身近な人に相談して自身の興味関心を深掘りし知識を身につけましょう。
「なぜ?」を深堀りして興味関心をはっきりさせてから目標を達成するために必要なことを考えてみると学習計画書を書くことができます。
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